“大注目‼” Son of the Smith Hard Cider(サノバスミス):醸造家のこだわりがつまったハードサイダー

お酒

ある年の年末年始の休暇。私は衝撃を受けました…。

もともとお酒が大好きで、「ワイン」、「クラフトビール」、「ウイスキー」を愛飲していて、気になるお酒があると直ぐに飛びついてしまう私。

年末年始の休暇を使って長野県に旅行に出かけた時に出会ったのが「Son of the Smith Hard Cider(サノバスミス)」です。

リンゴのお酒と言えば「シードル」の印象が強く、「炭酸の入った甘いリンゴのお酒」としか思っていませんでした。

サノバスミスのハードサイダーにはじめて出会った時も、「どうせただの炭酸が入ったリンゴのお酒で、缶酎ハイと変わらないんでしょ⁉」と高を括っていました。

実際に、サノバスミスのハードサイダーを一口飲んだ瞬間に衝撃を受けました。

香りや味わい、風味が実に奥深い…‼

一気にサノバスミスのハードサイダーの虜になってしまいました。

それからハードサイダーについて気になって勉強をはじめ…。

私がハードサイダーに興味をもつきっかけとなったSon of the Smith Hard Cider(サノバスミス)について紹介します。

Son of the Smith Hard Cider(サノバスミス)って??

リンゴ農家と化学者、デザイナー。

それぞれのこだわりがつまった独創的なハードサイダーを生み出す。

それがSon of the Smith Hard Cider(サノバスミス)です。

リンゴ農家:宮嶋伸光さん、小澤浩太さん

化学者:池内琢郎さん(通称「ハカセ」)

デザイナー・ブランディング:宇田川裕喜さん

それぞれの専門性が見事に調和して出来上がるのがサノバスミスのハードサイダーです。

サノバスミスは、長野県内でそれぞれ家業を継承し、3代目・4代目としてリンゴ生産に特化した農業を営む専業農家がつくるハードサイダーです。
ハードサイダーとは、リンゴを発酵させて作るアルコール飲料で、クラフトビールのように様々な味わいやスタイルがあります。
サノバスミスが手掛けるハードサイダーは、リンゴという種そのものの未知なる可能性に迫り、先の世代にもずっと愛される、日常的な食文化としてのサイダーカルチャーを育むことをミッションとしています。

サノバスミスの誕生の物語は、2015年に米国オレゴン州ポートランドでハードサイダーと出会ったことから始まります。オレゴンはクラフトビールのメッカとして有名ですが、そこで彼らはクラフトビール作りのノウハウや文化に影響を受けたハードサイダー職人達の、伝統に縛られない新しい美味しさへの追求心と試行錯誤を目の当たりにしました。オレゴンでハードサイダーはこれまでに飲んだことのない全く新しいリンゴのお酒となって、オレゴンの日常に溶け込んでいたのです。

自分たちの果樹園で醸造専用品種の試験栽培をスタートさせると同時に、国内の提携先醸造会社で現場実務を経験しました。さらにポートランドの革命的醸造家「Reverend Nat’s Hard Cider」のNat Westに師事し、より深い醸造研修・果樹栽培研修を繰り返しました。2017年5月、ブランド初となるファーストバッチ「サノバスミス」をリリースしました。グラニースミスの爽やかな切れ味を生かしたこの最初のバッチの名前がブランドの名前になりました。グラニースミスはオーストラリアに実在した農家のスミスおばあちゃんのこと。サノバスミスは「スミスおばあちゃんの息子」という意味になります。その後彼らは、品種の追求、未知なる好奇心への探求というハードサイダーの深い世界に没入していきました。

また、こだわりをさらに追求するために、イギリス・サマセット州の老舗醸造家「Somerset Cider Brandy」のJulian Temperleyの教えを受けました。醸造業はもちろん、現在のアメリカンハードサイダーの発展の礎にもなった伝統的な醸造用品種の栽培も手掛けています。専門的な醸造技術の習得のみならず、品種の持つ特性と歴史深いサイダーカルチャーへの理解を深める最高の機会になりました。何より、サイダーを当たり前の文化として愛する地元の人々との日常生活から、「生活そのものがサイダーカルチャーである」という情熱と生き様を教わりました。

2019年、ついに、「株式会社サノバスミス」が設立されました。そして2020年3月、国産ハードサイダーの醸造に特化した自社工場を長野県大町市に構え、酒類製造免許を取得しました。同年4月より操業を開始され、こだわり抜かれたハードサイダーが造り出されています。

原材料生産という農業の側面と、醸造という化学の側面のハイブリッドこそがハードサイダーの要とし、「リンゴ農家:宮嶋伸光さん、小澤浩太さん」、「化学者:池内琢郎さん(通称「ハカセ」)」、「デザイナー・ブランディング:宇田川裕喜さん」のそれぞれの専門家が専門性を発揮して独創来なハードサイダーを造り出しています。

実際に調べれば調べるほど、サノバスミスのこだわりの強さを感じることができます‼

こだわり抜かれたサノバスミスのハードサイダーを飲みながら、サノバスミスやハードサイダーについて学ぶ…。

そんなひと時が最高です‼

また、サノバスミスのハードサイダーは、一本一本、すべてにテーマがあります。コンセプトや原材料、製法までサイトで情報公開されているので、読みながら味わう楽しみもあります✨

商品ラインナップもかなり豊富であり、オンラインストアでも購入可能です。

私も何種類も飲んでみましたが、どれもこれも奥深い‼

テイスティングノートや製造物語を読みながら楽しむ時間が最高です‼

今後、サノバスミスが手掛けるそれぞれのハードサイダーについてもレビューしていこうかと思います‼

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