ブースター接種前の注意点|新型コロナワクチン接種と飲酒再開時期について

お酒

ワクチン接種前後の飲酒について

コロナ禍の出口が見えない今日この頃…

積極的なワクチン接種の呼びかけが行われています。

ワクチン接種の関心ごとの一つに副反応があります。

この副反応には個人差がありますが、発熱や倦怠感といった自覚的な症状を伴うこともあります。

こういった副反応が出る中で気になるのが普段行っている活動の再開時期です。

副反応を伴うワクチン接種後に運動や飲酒などをいつ頃から再開しても良いものなのか気になる人も多いのではないでしょうか??

特に普段からお酒を飲む習慣がある方々にとって飲酒の再開時期は気になって仕方がないのでしょうか??

そこで今回はワクチン接種後の飲酒の再開時期について体験談を踏まえて解説します。

結論から申し上げます‼

少量であれば副反応に応じて当日から飲酒はOK。

ただし、副反応がある場合は飲酒によって症状が強まることが懸念されるため我慢した方が良い。

副反応がある場合は症状が治まるのを待って少量から再開しましょう。

怪しければ飲まないに越したことはありません‼

ワクチン接種後の副反応には個人差があります。副反応が気になる人は、厚生労働省などから公表されている根拠あるデータや多くの人の意見を総合的に参考にして下さい。

ワクチン接種後のトレーニング再開について

ワクチン接種後のトレーニング再開について体験談を含めて記載してあります。興味がある方はご覧ください。
新型コロナワクチン接種3回目の感想とワクチン接種前後の筋トレなどの運動について
新型コロナワクチン接種の感想とワクチン接種前後の筋トレについて

新型コロナワクチン接種の副反応について

まずは副反応について簡単に紹介します。

副反応は個人差が大きいようですが、代表的なものを知っておくことで心配も少なくなります。

新型コロナワクチン接種後の副反応

以下のような副反応が現れることがある。

– 50%以上:接種部位の痛み、疲労、頭痛

– 10 – 50%:筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、摂取部位の腫れ

– 1 – 10%:吐き気、嘔吐

症状の大部分は数日以内に回復。1回目よりも2回目の方が強いことも。3回目は概ね2回目と同程度とされています。

*多くはありませんが、摂取後すぐにアナフィラキシー、血管迷走神経反射が現れる可能性もあるそうです。摂取会場では対応できるような準備が整っています。

新型コロナワクチンの副反応に関する情報

厚労省ホームページで副反応に関する情報が掲載されています。随時情報は更新されていくので気になる方は定期的にチェックすることをおすすめします。
– 新型コロナワクチンの副反応について
– 新型コロナワクチンQ&A:追加接種でどのような副反応がありますか。2回目よりも重いのでしょうか。



ワクチン接種と飲酒について

続いてワクチン接種と飲酒についてです。

まずは習慣的な飲酒とワクチン接種の関係についてです。

習慣的な少量のアルコール摂取は免疫機能に影響を及ぼす可能性は低いが、摂取量が多くなると免疫機能に悪影響を及ぼす可能性があることが報告されています。

このことは普段からお酒をたくさん飲んでいる人はワクチン接種の効果が得られにくく、病気にかかりやすくなる可能性があることを意味しています。

続いて、ワクチン接種日の飲酒についてです。

接種日の飲酒は禁止されているわけではなく、体調に応じて少量であればOKとなっています。

目安となるのが副反応の有無です。

副反応に応じて飲むべきか我慢するべきかを判断する必要があります。

これは飲酒によって副反応が強まってしまう可能性があるからです。

厚労省が調べたデータによると、新型コロナワクチン接種後の副反応は一般的にワクチン接種翌日をピークに翌々日には大幅に緩和され、4日目(接種日を1日目とする)までに多くの方で緩解していきます。

ワクチン接種後の健康状況調査

厚労省による新型コロナワクチン接種後の健康状況調査結果です。興味がある方はご覧ください。
厚労省による新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査

飲酒に伴う副反応の増悪が気になる方は症状がなくても4日目までは飲酒を我慢してもよいでしょう。

体験談:ワクチン接種後の飲酒再開

最後に参考までにワクチン接種後の飲酒再開の体験談を記載しておきます。

個人の感想でしかありませんが、何かの参考になればと思います。

3回目のワクチン接種後(いわゆるブースター接種)の飲酒再開の経験についてです。

私は医療従事者なので1月中旬に3回目のワクチン接種を行いました(ファイザー社ワクチン)。

副反応の強さとしては2回目よりも軽い印象を受けました。

ブースター接種後の副反応について

実際に生じた副反応について書き記してあります。興味がある方はご覧ください。
体験談:新型コロナワクチン接種3回目の副反応について

自覚的な副反応の症状は接種部位の痛み、倦怠感、悪寒、頭痛、発熱でした。

倦怠感、悪寒、頭痛、発熱はワクチン接種後4時間くらいから自覚し始め、24時間程度経過する頃には改善されていました。

明らかな副反応が生じたため、ワクチン接種当日の飲酒は控え、念のため、翌日の飲酒も控えました。

私の場合、ワクチン接種の翌々日から少量の飲酒を再開しました。

飲酒に伴う副反応の増悪についてですが、私の場合、飲酒後から若干の頭痛を自覚しました。

これが実際に飲酒に伴う副反応の増悪によるものなのかは定かではありません…。

しかし、この体験から自覚的な副反応が残る状態で飲酒をしていたら症状が増悪していたことは容易に想像できました。

今回の体験を受けて私個人の意見としては、「飲酒に伴う副反応の増悪が気になる方は症状がなくても4日目(接種日を1日目として)までは飲酒を我慢したほうが良いのではないか」と思いました。

*職場内には明らかな副反応がなく、当日から飲酒をしていた職員もいました。明らかな症状の出現・増悪はなかったとのことです。



参考資料

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