新型コロナワクチン接種3回目(ブースター接種)の感想とワクチン接種前後の筋トレなどの運動について

トレーニング

新型コロナワクチン接種3回目(ブースター接種)の感想とワクチン接種前後の筋トレなどの運動について

新型コロナワクチン接種の3回目(いわゆるブースター接種)が医療従事者を中心に開始されています。

全国的にオミクロン株が流行し第6波の渦中にある中で3回目のワクチン接種が急がれています。

私は医療従事者なので2022年1月中旬の比較的早い段階で3回目のワクチン接種を終えました。

1回目、2回目のワクチン接種を経験して注意した点や3回目のワクチン接種の感想、ワクチン接種前後の筋トレなどの運動についての注意点を書き残します。

今後、一般の方々に3回目のワクチン接種が普及する中で何かの参考になればと思います。

ワクチン接種後の副反応には個人差があります。あくまで私見です。副反応が気になる人は、公表されている根拠あるデータや多くの人の意見を参考にして下さい。

おすすめ記事

*このブログではエビデンスに基づく筋トレダイエットに関する情報も紹介しています。興味がある人はリンク先の記事を読んでみて下さい。
– 筋トレの効果的なセット数と回数設定について
– HIITを行っても脂肪はそんなに減らないし、減量もそこまですすみません
– 筋トレや運動時の筋肉の疲労を正しく理解しよう

新型コロナワクチン接種とは

最初に今回私が受けた新型コロナワクチン接種について簡単に説明します。

現在、日本ではファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社のワクチンが用いられています。

ワクチン接種を行うことが困難な既往歴等がない場合は、いずれのワクチンも摂取するメリットが副反応のリスクを上回るとされており、接種がすすめられています。

今回私が接種したのはファイザー社のワクチンです(1-3回目すべてファイザー社)。

以下に簡単に説明します。

コミナティ®(ファイザー社)

特徴メッセンジャーRNAワクチン、三角筋への筋肉注射

有効性:新型コロナウイルスによる感染症の予防と重症化の予防

摂取回数:ワクチンの効果を十分に得るためには通常3週間空けて2回受ける必要がある。オミクロン株の感染拡大を受けて、現在では3回目のワクチン接種が進められている。

副反応

以下のような副反応が現れることがある。

– 50%以上:接種部位の痛み、疲労、頭痛

– 10 – 50%:筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、摂取部位の腫れ

– 1 – 10%:吐き気、嘔吐

症状の大部分は数日以内に回復。1回目よりも2回目の方が強いことも。3回目は概ね2回目と同程度とされています。

*多くはありませんが、摂取後すぐにアナフィラキシー、血管迷走神経反射が現れる可能性もあるそうです。摂取会場では対応できるような準備が整っています。

私の職場では3回目のワクチン接種後の副反応は2回目と比較すると同程度~少し軽かった人ほとんどでした。

ただし、熱や頭痛、倦怠感など報告されている何らかの副反応が接種の翌日をピークに出現する人が多かったので、接種の翌日は予め仕事を休みにしておくのもアリかと思います。

新型コロナワクチンの副反応に関する情報

厚労省ホームページで副反応に関する情報が掲載されています。随時情報は更新されていくので気になる方は定期的にチェックすることをおすすめします。
新型コロナワクチンの副反応について
新型コロナワクチンQ&A:追加接種でどのような副反応がありますか。2回目よりも重いのでしょうか。

3回目ワクチン接種の感想と接種前の筋トレや運動について

それでは実際に3回目のワクチン接種の感想を紹介します。

1回目、2回目のワクチン接種の感想に興味がある方はこちらよりご覧ください。

  • 注射時の痛み:刺入時やワクチンが入ってくるときに若干の痛みはありますが、ほとんど痛くない。この点は注射を打ってくれる方のスキルも関係すると思います。
  • 注射部位の痛み:1、2回目と同様に注射部位の痛みは2-3日程度。痛みの強さも同程度で注射部位を下にして寝ると痛みが気になりましたが、日常生活上大きな支障はありませんでした。
  • 発熱、頭痛などの副反応:4時間後くらいから少しずつ倦怠感が現れ始め、37.5度の微熱。その後、就寝していると悪寒、頭痛を感じ体温を計測すると38.4度まで上昇(ワクチン接種後約12時間)。1日経過する頃には解熱しており、頭痛や悪寒、倦怠感も改善していました。体温の上昇も2回目ほど高くなく(2回目は39度)、関節痛もほぼなかったので2回目より自覚的な副反応は強くありませんでした。

個人的な感想になってしまいますが、2回目のワクチン接種時と比較すると副反応は強くない印象を受けました。

2回目を経験しており、「こんなものだろう…」と見当がついていることも関与しているかもしれません。

しかし、私の場合はワクチン接種前日の筋トレの有無がかなり大きく関与していたように思われます。

2回目のワクチン接種の前日はかなりハードに行っていました。

かなりの筋肉痛の状態で2回目のワクチン接種に臨んでしまったのです…

これがアダとなり、翌日のワクチン接種後の発熱に伴う関節痛や筋肉痛を強めてしまいました。

2回目のワクチン接種後の翌日は身体中が痛くてベッドから起きるのもやっとな状態でした…

この経験を活かして3回目のワクチン接種時は筋肉痛がない状態でワクチン接種に臨みました。

その結果、やはり関節痛や筋肉痛は強くなく、自覚的な副反応を2回目よりも少なく乗り切ることができました。

つまり、ワクチン接種前の筋トレはおすすめできないということを身をもって経験できました‼

筋トレだけでなく、登山やマラソンなどの筋肉痛を助長するような過度な運動は極力避けて、万全な状態でワクチン接種に臨むことも自覚的な副反応を楽にする手段の一つになると思います。

ワクチン接種後の筋トレや運動の再開について

基本的には自覚的な症状や体温がしっかりと改善したことを確認してから再開することが大原則です。

一般的には摂取後翌日をピークに改善していくことが多いとのことですが、個人差もあります。

症状が改善してから1日程度様子をみて再開するのが妥当ではないかと思います。

ワクチン接種部位が三角筋への筋肉注射となるので、2-3日は肩に力が入りにくくなることが懸念されます。

肩のトレーニングを行う際には痛みに注意して再開した方が良いです。

痛みがある状態で筋トレを行ってしまうと、痛みの回復が遅くなるばかりか、肩関節などの他の部位を痛めてしまう可能性もあるので注意が必要です。

基本的には肩以外の部位から筋トレを再開することをおすすめします。

さいごに

3回目のワクチン接種の副反応は2回目とほぼ同程度と言われています。

しかし、個人差もあるのでワクチン接種に伴う症状は人それぞれ違います。

体調の変化をしっかりと観察し、自身の身体としっかりと相談することが重要です。

また、ワクチン接種前日のトレーニングはおすすめしません。トレーニング再開については自身の体調と相談して無理せずに(肩以外の部位からトレーニング再開がおすすめ)。

副反応が気になる人は、個人の意見だけを参考にせず、公表されている根拠あるデータや多くの人の意見を参考にすることをおすすめします。

根拠ある情報が分かりやすく解説されている厚生労働省ホームページが非常に参考になります。

ワクチン接種後の飲酒再開について

ワクチン接種後の飲酒再開について体験談を含めて記載してあります。興味がある方はご覧ください。
ブースター接種前の注意点|新型コロナワクチン接種と飲酒再開時期について

参考資料

コメント

タイトルとURLをコピーしました