新潟の美味しいクラフトビールブルワリー:弥彦ブリューイング
ひと昔前まで、ビールといえばアサヒやキリン、サッポロなどの大手ビールメーカーが手がけるものばかりでした。
しかし、ここ数年で日本国内でも地域の特色を活かした「クラフトビール」を手がけるブルワリーが非常に多くなってきています。
2020年8月現在、全国各地に449ものブルワリーがあるとのことです。
この全国各地のブルワリーがそれぞれの特色を存分に生かしたクラフトビールを造っています。
以前はビールといえばおじさんの飲み物といった印象があったかもしれません。
しかし、クラフトビールは変わり種が非常に多く、ワインやウイスキーのように味や香りをしっかりと楽しむことができるため、最近では老若男女を問わずファンが急増しています。
そこで今回は、私が大好きでよく訪れるローカルなブルワリー、「弥彦ブリューイング」を紹介します。
弥彦ブリューイングってどんなブルワリー??
弥彦(やひこ)ブリューイングは、新潟県弥彦村へ2019年5月1日に令和の訪れとともに誕生したブルワリーです。
弥彦ブリューイングのある弥彦村は新潟県のほぼ中央に位置し、越後国一之宮である「彌彦神社」(やひこじんじゃ)などで知られている観光地でもあります。
この弥彦村で50年以上も昔から酒屋さんとして営業していた「弥生(やよい)商店」が弥彦ブリューイングの母体となっています。
弥生商店本店の店舗を改装することで醸造所とタップルームがリニューアルオープンされました。
弥彦ブリューイングのクラフトビールは季節に応じてラインナップも変わり、ビールが元々好きじゃなかった人にこそ飲んでみてもらいたい、ビールの印象がガラリと変わるクラフトビールです。
クラフトビールは併設のタップルームや、酒屋やよい彌彦神社前店2Fのテイスティングルームで飲むことができます。
酒屋やよい弥彦神社前店は弥彦神社の目の前に位置し、弥彦の温泉街の中にあるため観光や温泉旅行で訪れた際にはぜひ一度訪れてみることをおすすめします。
弥彦ブリューイングのクラフトビールを飲んでみることができる他、新潟の地酒やワインなども種類豊富に取り扱っているため、お酒好きにはたまらないお店だと思います。
・酒屋やよい 弥彦神社前店
・弥彦ブリューイング
住所 | 〒959-0323 新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦934 |
電話番号 | 0256-94-5841 |
営業時間 | 15:00~19:00(土日祝は14:00~) |
休み | 月~木不定休(予約の場合は営業) |
席数 | 10席 |
弥彦ブリューイングの定番商品「 伊彌彦エール、伊彌彦スタウト、伊彌彦ホワイト 」
弥彦ブリューイングでは、原材料にカナダ産の麦芽、チェコ産のホップ、 副原料として弥彦村産のブランド米「伊彌彦米(いやひこまい)」と焼き海苔を使用しています。
仕込み水には 地元 弥彦村の水を使用して醸造しています。
定番商品には「伊彌彦エール」、「伊彌彦スタウト」、「伊彌彦ホワイト」があります。
いずれも口当たりがやさしく爽やかな味わいで、Theビールといった苦みは抑えられている印象を受けました。
定番商品もビールがあまり好きじゃない人でも飲みやすく、非常に美味しいんですが、弥彦ブリューイングのクラフトビール特徴は何といっても季節ごとの変わり種にあると思います。
「枝豆」、「ぶどう」、「菊」、「ふきのとう」、「いちごみるく」、「ひまわり」、「もも」などなど。
本当に季節ごとに種類豊富で、どれも素材そのものの風味を損なうことなく活かしきっていて秀逸です。
季節ごとの変わり種については、お世辞抜きにして今まで飲んだクラフトビールで断トツでナンバーワンだと思います。
おそらく今のところ、販売された季節ごとの変わり種を全種類飲んでみてるのですが、特にお勧めしたいのが「ふきのとう」と「菊」です。
この二つについては見つけたら飲んでみることを強くお勧めします。
そのままクラフトビールだけで味わっても十分な美味しさなんですが、食事に合わせるとさらに美味しくなってきます。
ふきのとうは、春の訪れを告げるようなほろ苦さと独特の香りが本当に美味しかったです。
鍋などの和食に合わせると最高でした。
菊は飲んで美味しいだけでなく、飲んだ瞬間に口の中に広がる菊の香りが身体をリラックスさせてくれるので、ゆっくりと味わいながら飲みたいむと良いなと思いました。
菊に関してはビール自体の繊細な美味しさがヒラメやタイなどの白身魚のお刺身と非常に相性が良いと思いました。
さいごに
今回は私がおすすめする新潟のブルワリーである弥彦ブリューイングについて紹介しました。
全国的にはまだまだ知名度は低いかもしれませんが、本当にいいクラフトビールを造っています。
今後、間違いなく人気が出るブルワリーのひとつだと思います!!
個人的にはあまりにも人気が出てしまうと入手困難になるのが怖いのですが…(笑)
酒屋弥生のウェブページでオンライン通販で一部購入も可能なので興味がある人はぜひ一度ご賞味ください。
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