職人によるこだわりがつまった”ハードサイダー”とは⁉
ワインやクラフトビールにハマり、お酒に興味を持ちだし、数年前からウイスキーに挑戦している私…。
まだまだウイスキービギナーながら、最近また気になるものが見つかりました。
それが「ハードサイダー」。
「ただのリンゴのお酒でしょ‼」と高を括っていましたが、実に奥深い‼
日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、今後ビッグトレンドになること間違いなし。
まだまだ勉強中ではありますが、ハードサイダーについて紹介します。
ウイスキー初心者向けのレビューも行っています。
興味がある人は読んでみてください。
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ハードサイダーとは?
ハードサイダーはリンゴを醸造して作られるお酒(発泡酒)のことです。
アルコール入りを意味する「ハード」と無濾過リンゴジュースを意味する「サイダー」が組み合わさって「ハードサイダー」と呼ばれています。
リンゴを醸造して作るお酒というと「シードル」が思い浮かぶかと思います。
シードル(cidre)はリンゴのお酒を意味するフランス語であるのに対して、サイダー(cider)は英語といった違いがあります。
一般的に、「シードル」は甘みが強いものが多いのに対し、「ハードサイダー」はビールのようなドライなテイストが特徴とされています。
また、シードルとサイダーは醸造方法にも違いがあります。
シードルはリンゴだけを原材料にする一方で、ハードサイダーにはリンゴの他にハーブや様々なホップやフルーツなど、多彩な副素材を用いている違いがあります。
このような違いから、ハードサイダーはリンゴの甘さや酸味だけでなく、より複雑な味わいや風味を楽しむことができるお酒となっています。
ハードサイダーは、アメリカの植民地時代にリンゴを絞って作られるサイダー(リンゴジュース)に酵母を添加してアルコール飲料として誕生したと言われています。
その後、様々なアルコール飲料の台頭により、ハードサイダーの人気は下火になってしまいますが、2010年代後半にクラフトビールがトレンドになると再び注目されるようになりました。
アメリカを中心に、クラフトビール作りの固定概念に縛られない独創的な製造方法に影響を受けた職人たちが、誰も飲んだことのないより個性的な美味さを追求してハードサイダーを生み出していきました。
日本でもクラフトビールの人気を受けて、ハードサイダーも徐々に注目されてきています。
ハードサイダーのアルコール度数は一般的に4.5%~7%とされていますが、中には12%に達するものもあります。
ライトな飲み口のものからゆっくりと香りや味わいを楽しむものまで、様々なシーンで楽しむことができます。
ハードサイダーの魅力
ハードサイダーにはたくさんの魅力があります。代表的なものをいくつか紹介します。
- 職人のこだわりがつまった、様々な味わいや風味を楽しむことができる:ハードサイダーはリンゴの他にハーブやホップ、フルーツなど様々な副素材を絶妙に組み合わせて醸造を行います。それぞれの職人が試行錯誤を繰り返して生み出す、独創的な味わいや風味を楽しむことができるのが魅力の一つです。職人のこだわりや想いがつまった唯一無二のハードサイダーをBrewer’s Noteを読みながら飲むひと時が最高です。
- 季節感を楽しむことができる:ハードサイダーは一年中楽しむことができますが、季節感を楽しむことができるお酒となっています。これにはリンゴの収穫時期が関わっています。一般的に、リンゴ収穫は夏の終わりから秋にかけて最盛期を迎えます。最盛期頃には旬のフレッシュなリンゴを使って作り出される、よりフレッシュなハードサイダーを楽しむことができます。また、樽などで熟成させて作り出されるハードサイダーもあるので、収穫時期から離れていても熟成間を楽しむことができる、飲みごたえのあるハードサイダーを楽しむことができます。
- グルテンフリー:ハードサイダーはリンゴを主原料にしており、グルテンフリーなお酒となっています。健康面などからグルテンに敏感な人々にとって大きな魅力となります。ビールと比較して低カロリーな点も魅力の一つです。
- アルコール度数のバリエーションが豊富:ハードサイダーのアルコール度数は4.5%~7%のものが多くなっていますが、中には12%に達するものもあります。軽やかに飲みやすいものから、味わいや風味をゆっくりと楽しむことができるものまで豊富にあります。
- 環境にやさしい:ハードサイダーを作るさいには、地元の特産リンゴを使用することが多いです。このことが耕作放棄地の削減につながり、環境保全にもつながると言われています。サスティナブルで環境にもやさしい飲み物として注目を集めています。
これらの魅力から、ハードサイダーは多くの人々に愛され、その人気は高まっています。
実際に飲んでみてその魅力を体感してみて下さい‼
さいごに
今回はハードサイダーについて紹介しました。
ハードサイダーに興味を持ち、実際に飲んでみたらあっという間に虜になり…。
気づいたらハードサイダーについて勉強を進めて深くハマってしまっています‼
クラフトビールやウイスキーのように個性豊かなお酒をゆっくりと味わいたい方に是非とも試してもらいたいです✨
個人的には「Son of the Smith Hard Cider(サノバスミス)」のハードサイダーが非常におすすめですので、今後紹介させて頂こうかと思います。
お酒ってホントに奥深い‼
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