【ジャンル別17選】ウイスキー初心者がおすすめする初心者向けシングルモルトスコッチウイスキー
ウイスキーを飲みだしてみて思ったのが、ウイスキーを初心者目線で解説してくれる情報が少ないということです。
ネットやSNSなどでウイスキーの達人たちのコメントを見かけることはとても多くありますが。
一方で、ウイスキー初心者が実際にウイスキーを飲んでみてどの様に感じたか、同じ初心者におすすめするならどんなウイスキーかといった情報は少ないように感じます。
そこで、ウイスキー初心者である私が飲んでみたことがあるウイスキーの中から、おすすめのウイスキーを初心者目線で紹介していきます。
今回はシングルモルトスコッチウイスキーの中からおすすめのウイスキーを紹介していきます。
私自身がウイスキー初心者でもあるので網羅しきれていなウイスキーも数多くあります。
その点は悪しからず…
スコッチウイスキーとは??
スコッチウイスキーとは英国スコットランドで製造されるウイスキーのことです。
世界5大ウイスキーの一つとされています(世界5大ウイスキー:スコッチウイスキー、カナディアンウイスキー、アイリッシュウィスキー、アメリカンウイスキー、ジャパニーズウイスキー)。
2009年に厳密に定義付けされ、糖化から発酵、蒸溜、熟成までをスコットランドで行ったウイスキーのみがスコッチウイスキーを名乗ることができるとされています(厳密な定義について興味がある方はこちらからご覧ください)。
麦芽を乾燥させる際に燃焼させる泥炭(ピート)に由来する独特の煙のような香り(スモーキーフレーバー)が特徴とされていますが、銘柄によってはノンスモーキーのものやスモーキーフレーバーが少ないものもあります。
蒸溜所が所在する地域は大きく分けると、「ハイランド」、「スペイサイド」、「ローランド」、「アイラ」、「キャンベルタウン」、「アイランズ」に分けられます。
スコッチウイスキーは製造される蒸溜所が所在する地域ごとに特徴があると言われています。
華やかな味わいのスペイサイドモルト、クセが強くスモーキーなアイラモルト、ブリニーな潮っ気のあるキャンベルタウンモルト…という風にその地域ごとに特徴があります。
スコットランドには100を超える蒸溜所が存在すると言われています。
それぞれの蒸溜所が異なる個性のウイスキーを手掛けており、飲み比べてみると、きっと自分好みのウイスキーが見つかるはずです!!
ウイスキー初心者がおすすめするスコッチウイスキー:味や香りのジャンル別
それでは実際に私が飲んでみた中でおすすめのスコッチウイスキーを紹介していきます。
ただ漠然と美味しかったウイスキーを羅列していくとまとまりがなく、参考になりにくいので味や香りのジャンル別に紹介していきます。
私自身がウイスキー初心者でもあるので網羅しきれていなウイスキーも数多くあります。
その点は悪しからず…
クセが少なくて飲みやすかったウイスキー
いきなりクセが強かったり、個性が強いウイスキーに手を出してしまうと「ウイスキー=飲みにくいもの」と認識されてしまうかもしれません。
まずは、万人受けするような飲みやすいウイスキーから飲んでみることをおすすめします。
グレンフィディック12年


世界でもっとも売れているシングルモルトウイスキーの一つです。
スコットランドのスペイサイド地方にあるグレンフィディック蒸溜所で造られるウイスキーです。
華やかな香りとフルーティーで甘い飲み口がウイスキー初心者にもピッタリです。
ウイスキーによくあるような、アルコールのピリピリ感やクセの強いスモーキーフレーバーはありません。
洋梨やリンゴのようなフレッシュ感もgoodです。
ストレートやロックで飲んでも美味しいのですが、ハイボールが非常に美味✨
ウイスキー入門編にぜひ選んでもらいたいウイスキーです。
価格も3000円程度で購入できるので試してみやすいウイスキーだと思います。
*別記事で詳しく紹介しています。興味がある人はこちらからご覧ください。
グレンリベット12年


グレンフィディック12年と並んでシングルモルトスコッチウイスキーの入門編としてよく紹介されているウイスキーです。
世界的にみても知名度は高く、多くの人から高評価を受けているウイスキーです。
ノンピート製法であるため、独特のスモーキーフレーバーはなく、非常に飲みやすいウイスキーとなっています。
フルーティーな香り、バニラやはちみつのような甘く優しい味わい、やわらかく滑らかな口当たりで万人受けするウイスキーです。
ストレート、ロック、ハイボールとどの飲み方でも美味しいです。
ストレートやロックで少し試した後に炭酸水を追加してハイボールでも楽しんで頂ければと思います。
グレンモーレンジィ オリジナル


グレンモーレンジィ・オリジナルはハイランド地方に位置するグレンモーレンジィ蒸溜所が造るウイスキーです。
熟成年数10年以上の原酒を使用して作られており、飲んだ時に口に広がるオレンジなどの柑橘系のフルーティーで爽やかな風味が魅力的です。
はちみつやバニラのような甘く優しい味わい、後味は桃のような余韻。
「ウイスキー=オジサンの飲み物」といったイメージを払拭してくれるウイスキーです。
ウイスキーに挑戦してみたい女性の方におすすめしたいウイスキーです。
値段もシングルモルトスコッチウイスキーとしては比較的お手頃価格なので試してみる価値ありです。
*別記事で詳しく紹介しています。興味がある人はこちらからご覧ください。
ダルウィニー15年


スコットランドのハイランド地方に位置するダルウィニー蒸溜所で造られるシングルモルトウイスキーです。
ダルウィニー蒸溜所はスコットランドで2番目に標高が高い場所に位置する蒸溜所(標高326m)です。
そんなダルウィニー蒸溜所のスタンダード商品がこのダルウィニー15年です。
軽く滑らか、フルーティー、やわらかく甘い口当たり。
とにかく飲みやすいウイスキーです。
飲みやすいだけでなく、余韻に覗かせる若干のピート感や高原を思わせる爽やかな香りといった個性もしっかりとあり、存分に楽しめるウイスキーです。
個人的にはかなり好きなウイスキーです。
価格は5000円程度で少し高めですが、試してみる価値は大いにあるウイスキーです。
グレンリベット18年


いきなり値段の話からスタートで大変恐縮ですが、18年物のシングルモルトスコッチウイスキーで6000円台で購入できる驚異的なコスパのウイスキーです。
先に紹介したグレンリベット蒸溜所が造る長期熟成タイプのウイスキーです。
花の蜜などの甘く華やかな香り、甘くマイルドな口当たり、クセがなくホントに飲みやすいです。
余韻として残るシェリー樽からくるの甘く華やかな余韻。
ウイスキーなのにアルコール感を全く感じることがないです。
長期熟成物の入門編としてお試しあれ!!
華やかでフルーティーなシェリー樽熟成タイプのウイスキー
続いて、華やかなフルーティーさが魅力的なシェリー樽熟成タイプのウイスキーです。
シェリー樽由来の口に広がる華やかなフルーティーさがクセになります✨
グレンファークラス12年


シェリー樽熟成タイプの王道と言えば「マッカラン」という人が多いと思います。
しかし、マッカランは近年高騰しており手が出しにくい…
そんな時におすすめなのがグレンファークラスです。
グレンファークラス蒸溜所はスコットランドのスペイサイド地方に位置する蒸溜所です。
グレンファークラスの特徴は何といってもシェリー樽熟成。
このグレンファークラス12年はグレンファークラスのスタンダードボトルとされています。
シェリー樽由来の甘く華やかで重厚な香りと味わいを楽しむことができます。
ストレートやロックでゆっくりと味わって楽しむのも良いですが、意外とハイボールが美味です。
少し濃いめに造って、シェリー樽由来の甘さを感じながら楽しむハイボールが至高です!!
もはやおつまみは必要ありません!!
グレンファークラス105


先に紹介したグレンファークラス蒸溜所が手掛ける、ノンエイジ、ハイプルーフ(アルコール度数が高い)タイプのウイスキーです。
アルコール度数は驚異の60度!!
カスクストレングス(ウイスキーを製造する時に加水を行っていない)タイプのウイスキーです。
アルコール度数が高いため、口に含んだ時のアルコールのピリピリ感はそれなりに感じますが、それを差し引いても十分に堪能できるシェリー樽由来の重厚でフルーティーな甘みと濃厚なコク✨
アルコール度数が高いのに不思議と飲みやすく感じてしまいます。
アルコール感がきつく感じる方は自分好みに加水してみるのも良いと思います。
一般的にカスクストレングスタイプのウイスキーは値段が高くなってしまいがちなのですが、グレンファークラス105は4000円台で購入可能なのでコスパも最高クラスです。
興味がある人はぜひ飲んでみて下さい!!
グレンドロナック12年


グレンドロナック蒸溜所はハイランドとスペイサイドの境界線上に位置する蒸溜所です。
「マッカラン」、「グレンファークラス」と並び、シェリー樽熟成のシングルモルトスコッチウイスキーと言えばこの「グレンドロナック」です。
グレンドロナック蒸溜所が手掛けるスタンダード商品がグレンドロナック12年です。
ビターチョコや干しぶどうのような濃厚な甘み。
シェリー樽由来の重厚でフルーティーな風味。
同じ12年熟成ではありますが、グレンファークラス12年よりもどっしりとした重厚感のある味わいです。
グレンファークラスと比較すると価格は高くなってしまいますが、それでもマッカランよりは安いです。
グレンファークラス12年とグレンドロナック12年を合わせて購入してもマッカラン12年よりも安上がりになってしまうくらい…笑
グレンファークラス12年とグレンドロナック12年を飲み比べてみて、同じシェリー樽熟成でも、それぞれの個性を比べてみるのも楽しめるかと思います✨
マッカラン12年


世界中で愛されるスコッチウィスキーの名門、ザ・マッカラン。
シングルモルトのロールスロイスという異名を持っています。
グレンファークラスやグレンドロナックと比較すると価格も高く、初心者には中々手が出しにくいウイスキーかもしれません。
スタンダード商品である12年でも8000円を超えてしまいます…
ボトルで買うには少し気が引けてしまうので、バーで見かけた時に試してみるというのが良いかもしれません。
ただ、とても美味しいウイスキーだということは確かなので、バーで試してみて気に入った方は購入を検討してみても良いのではと思います。
潮っ気を感じる少し個性的なウイスキー
潮っ気といってもいろんな種類があります。
爽やかな海風を感じるものもあれば海の塩っ辛い濃厚な風味を感じるものもあります。
いずれにしても他にはない豊かな個性を持っています。
それでは紹介していきます。
タリスカー10年


タリスカー10年はタリスカー蒸溜所が手掛けるシングルモルトウイスキーです。
タリスカー蒸溜所はスカイ島に存在する唯一の蒸溜所でアイランズモルトに分類されます。
口に含むと塩気や胡椒のようなスパイシーさと共に、フルーティーな甘みも感じます。
また、アイラモルトほどガツンとくるクセの強い薬品的なスモーキーさではありませんが、煙で燻されたようなスモーキーさも感じます。
何よりもハイボールが美味しくて、潮風香る爽快なスモーキーハイボールが楽しめます。
公式ホームページにも記載してありますが、ハイボールに胡椒を少し振ったペッパーハイボールが美味です。
個人的にはバーベキューに最も合うハイボールだと思っています!!
グレンスコシア キャンベルタウンハーバー


「ブリニー」と呼ばれる個性的な潮っ気を感じることができるウイスキーを造っている地域がキャンベルタウンです。
キャンベルタウンはかつて多くの蒸溜所が存在していましたが、アメリカの禁酒法などの様々な歴史的背景から蒸溜所が激減してしまいます。
現在、キャンベルタウンに残存する蒸溜所は3ヶ所のみとなっています。
それが、グレンスコシア蒸溜所、グレンガイル蒸溜所、スプリングバンク蒸溜所です。
いずれの蒸溜所が手掛けるウイスキーもブリニーさをしっかりと堪能できますが、キャンベルタウンモルトの入門編としておすすめしたいのがグレンスコシア蒸溜所が造るキャンベルタウンハーバーです。
箱に「Sea Splay & Gentle Smoke」と記載されているように、ブリニーで若干のスモーキーさを併せ持つ、とてもバランスのとれたウイスキーです。
キャンベルタウンモルトらしいブリニーさを比較的安価に楽しめるキャンベルタウンモルトの入門にもってこいなウイスキーです。
キャンベルタウンモルトとして知名度が高いスプリングバンクは最近非常に人気が高く値段も高騰しているため、手が出しにくいです…
3000円台で手に入れることができるキャンベルタウンハーバーを試してみて、気に入ったとしたらスプリングバンク10年やキルケラン12年あたりを飲んでみると良いと思います。
*別記事で詳しく紹介しています。興味がある人はこちらからご覧ください。
スプリングバンク10年


キャンベルタウンモルトの中でも特に人気が高いスプリングバンク蒸溜所。
スプリングバンク蒸溜所ではヘビーピートタイプのロングロウ、ノンピートタイプのヘーゼルバーン、そしてメインとなりロングロウとヘーゼルバーンの中間に位置するスプリングバンクといったシリーズがあります。
スプリングバンク蒸溜所が手掛けるウイスキーは「モルトの香水」とも呼ばれ、甘く華やかでアロマを感じられます。
スプリングバンク10年はホントに秀逸です。
潮辛いのにフルーティーではちみつのような濃厚な甘さも感じる。
表現として適切か分かりませんが、塩キャラメルのような濃厚な甘さです。
それでいて香りも抜群に良いのですから、美味いわけです。
価格が高騰していてボトルで購入するには気が引けてしまいますが、バーで見かけた際にぜひとも試して頂きたいウイスキーです。
キルケラン12年


キャンベルタウンにあるグレンガイル蒸溜所が造るウイスキーです。
グレンガイル蒸溜所は2004年にスプリングバンクのオーナーによって80年ぶりに復活した蒸溜所です。
2009年から2015年まで「Work in Progress」というシリーズで1年ずつ熟成を重ねながらウイスキーが販売されていましたが、2016年に一つの完成形としてキルケラン12年が発売されました。
スプリングバンク蒸溜所の姉妹蒸溜所というだけあって、スプリングバンクに通ずるようなブリニーさと優雅な香りが魅力的です。
また、スプリングバンク10年と比較するとキウイフルーツのような爽やかな酸味を伴うフルーティーさ、出来立てのパンのようなふくよかな麦の旨味、バタークッキーのようなわずかな潮っ気を伴う濃厚な甘さ。
ウイスキーを本格的に飲むようになって1年弱の初心者ですが、今のところ一番好きなウイスキーです。
徐々に価格高騰傾向にあります。
6000円台で販売されているのを見かけたらお買い上げのチャンスです!!
クセが強いがハマれば沼が深いスモーキーなウイスキー
最後に紹介するのがハマってしまえば沼が深い、スモーキーなウイスキーたちです。
スモーキーといっても様々なスモーキーさがあります。
クセが少ないものから強いものまで。
それでは紹介していきます。
アードモア レガシー


スペイサイド地方にあるアードモア蒸溜所が造る2016年にリリースされた比較的新しいシングルモルトウイスキーです。
アードモア蒸溜所はティーチャーズハイランドクリームの原酒を確保するために設立されました。
日本でも人気の高いティーチャーズハイランドクリームのスモーキーさを作り出しているのが、アードモアの原酒と言われています。
アイラモルトのようなヨード香が強くてクセの強いスモーキーさというよりも、スモーキーさの中にバニラの甘さやオレンジのような柑橘類の香りを感じる穏やかなスモーキーさとなっています。
ティーチャーズハイランドクリームと同様にハイボールにすると美味です。
クセがそこまで強くないスモーキーさなので、ウイスキー初心者がスモーキーウイスキーに挑戦してみるにはちょうど良い一本だと思います。
値段も3000円未満で購入できるため、家飲みように買ってみても良いと思います‼
アードベッグTEN


アイラ島にあるアードベッグ蒸溜所が造るスタンダードボトルです。
ラフロイグと並んでスモーキーでクセが強いウイスキーの代表格的な存在とされています。
「一番スモーキーなウイスキーは何ですか?」と問われたときに「アードベッグ」と答える人も多いのではないかと思います。
ピーティーでスモーキーなウイスキーが多いアイラモルトの中でも強烈なスモーキーさのウイスキーです。
アードベッグの持つ強烈な個性にハマって愛飲している人々をアードベギャンとも言います。
ただスモーキーなだけでなく、麦芽の甘い香り、スモーキーな味わいの奥に潜むクリーミーさとフルーティーさ。
ストレート、ロック、ハイボールと美味しく楽しめます✨
最初は口に合わないなって思っていても、飲み進めていくうちにハマってしまいます。
気づいた時にはアードベッグの沼から抜け出せなくなっているかもしれません‼
*別記事で詳しく紹介しています。興味がある人はこちらからご覧ください。
ラフロイグ10年


アイラ島にあるラフロイグ蒸溜所が造るスタンダードボトルです。
強烈なスモーキーさではアードベッグと双璧をなすウイスキーです。
正露丸と表現されるような薬品的な個性の強いスモーキーフレーバーを持っています。
ただスモーキーなだけでなく、海を感じるような磯っぽい香りや口に含んだ時のバニラ系の滑らかな甘さもあります。
強烈なスモーキーさの中に甘さやフルーティーさを併せ持っており、余韻も長く楽しめます。
ラフロイグ10年の個性的なスモーキーさがクセになり、ゆっくりと読書などをしながら飲むことが多いです。
好き嫌いが分かれる上級者向けのウイスキーかもしれませんが、新しい扉を開いてくれるウイスキーであることは間違いないです。
*別記事で詳しく紹介しています。興味がある人はこちらからご覧ください。
アードベッグ ウーガダール


おすすめというよりも、私が飲んでみて単純に美味しかったので記載しておきます(笑)
アードベッグ蒸留所が造るスタンダードボトルの1本です。
シェリー樽熟成の原酒が使われており、スモーキーでありながらシェリー樽由来の華やかなフルーティーさも楽しめます。
アードベッグのもつ強烈なスモーキーさとシェリー樽由来の華やかなフルーティーさは合わないだろうなって思っていたんですが…
これがホントに美味しいんです✨
スモーキーでありながら、口に含むと広がるシェリー樽由来の華やかなフルーティーさ。
余韻もスモーキー&華やかフルーティーでゆっくりと楽しめます。
8000円位するため、ボトルで買って試すには少し高い価格になっています。
バーなどで見かけた際に試して頂ければと思います。
コメント