【ウイスキー初心者の比較レビュー】アードベッグTEN：クセの強いスモーキーウイスキー

この記事では、ウイスキー初心者の私がウイスキーの飲み比べをした感想を公式ホームページの紹介やウイスキーの達人たちの評価と比較をしています。

世の中にはウイスキーの達人や公式ホームページの紹介などの情報はたくさんありますが、ウイスキー初心者が飲み比べをした情報はあまり多くありません。

しかし、初心者にとって気になるのは実際に初心者がウイスキーを飲んでみた時にどう感じるのか、この点が非常に大きいと思います。

このような取り組みを記事にまとめることでウイスキー初心者が実際にウイスキーを飲むとどの様に感じるかなどの初心者向けの有益な情報が提供できるのではないかと思い記事にまとめることとしました。

今回は第8弾として「アードベッグTEN」について紹介します。

アードベッグTENが独特なクセの強いスモーキーさが特徴的なウイスキーであり、好き嫌いが分かれるウイスキーです。

初心者にとって飲みにくいウイスキーかもしれませんが、ハマるとクセになり定期的に飲みたくなってしまいます。

アードベッグが大好きな人を呼ぶ言葉としてアードベギャンって言葉があるくらい、好きな人にはたまらないウイスキーになります。

こんなアードベッグTENを初心者である私が飲んでみてどの様に感じたのでしょうか？

ウイスキーのレビュー

別記事でもアードベッグ蒸溜所のウイスキーをレビューしています。興味がある人は下記よりご覧ください。
– アードベッグ5年ウィービースティ：アイラのリトルモンスター

アードベッグTENはスコットランドのアイラ島にあるアードベッグ蒸留所がてがけるシングルモルトウイスキーです(アルコール度数：46度)。

ウイスキー好きに「一番スモーキーなシングルモルトウイスキーはなんですか？」と聞いてみると、多くの人がアードベッグと答えるくらい、スモーキーなウイスキーとして知られています。

ただスモーキーなだけでなく、独特なヨード香やピート香の奥にしっかりと麦芽由来の甘さやフルーティーさも感じることができる、ウイスキー好きからの人気が高いウイスキーです。

強烈なスモーキーさと繊細な甘さが完璧に調和した、世界が熱望する究極のアイラモルトです。

・アードベッグTENの基本情報

商品名	アードベッグTEN
蒸溜所	アードベッグ蒸溜所
原産地	スコットランド(アイラ島)
原材料	モルト(元バーボン樽のアメリカンオーク樽(ファーストフィル＆セカンドフィル)
アルコール度数	46％
価格	5560円
ウェブサイト	アードベッグTEN

・アードベッグ蒸留所の位置情報(航空写真モードだと見やすいです)

それでは実際にアードベッグTENを飲んでみた感想をウイスキーの達人たちの意見と比較して紹介していきます。

前面に出てくるスモーキーさとクセの強さをしっかりと楽しめたら、その奥にある甘さやフルーティーさをじっくりと味わってもらいたいウイスキーです。

ボトルのデザインがカッコいい。

大人の落ち着いた部屋にピッタリな印象。

はじめて飲んでみた時の感想は「とにかくクセが強い。香りがかなり独特。」です。

正直なところ、初めて飲んでみた時の印象はあまり良くなかったです。

とにかく臭すぎて飲めないといった印象でした。

もちろん、スモーキーさの奥にある甘さやフルーティーさなんて全く感じられなかったです。

しかし、タリスカーやボウモアなど少しずつスモーキーなウイスキーを飲めるようになるとアードベッグTENの美味しさが分かるようになってきました。

気づいたらスモーキーウイスキーの中で一番好きなウイスキーになっていました。

それでは、ストレートで飲んでみた感想です。

香り：最初に鼻に届くのはヨード香たっぷりなスモーキーな香り。この香りに慣れてくると奥の方から甘い香りを感じることができます。
味わい：口に含んだ時は独特なスモーキーな味わいが口の中に広がります。その後、スモーキーさが落ち着いた後にビター感が広がり、その奥の方に密かにクリーミーな甘さを感じることができます。口の中に少しだけ長く含ませてから喉に流すと甘さが際立つ印象。
余韻：鼻に抜ける煙のような香りが特徴的。複雑な余韻で最後まで煙っぽさも残しながらクリーミーさや最終的にはフルーティーな余韻も感じる。

続いて、ソーダ割で飲んでみます。

想像以上に爽やかな爽快感があるソーダ割になります。

ストレートで飲んだ時には感じにくかったフルーティーさが感じやすくなっています。

それでいて、煙っぽさや独特なヨード臭といった個性も失われないのでソーダ割でも十分に美味しく楽しめます。

個人的にはタレの焼き鳥とアードベッグTENのソーダ割の相性が抜群だと思いました。