【ウイスキー初心者の比較レビュー】シーバスリーガル　ミズナラ12年：日本人のために造られたウイスキー

【ウイスキー初心者の比較レビュー】シーバスリーガル　ミズナラ12年：スコットランドから日本への贈り物

この記事では、ウイスキー初心者の私がウイスキーの飲み比べをした感想を公式ホームページの紹介やウイスキーの達人たちの評価と比較をしています。

世の中にはウイスキーの達人や公式ホームページの紹介などの情報はたくさんありますが、ウイスキー初心者が飲み比べをした情報はあまり多くありません。

しかし、初心者にとって気になるのは実際に初心者がウイスキーを飲んでみた時にどう感じるのかという点です。

そこで、ウイスキー初心者である私が実際にウイスキーを味わってみた感想を残すことで初心者に向けた有益な情報が提供できるのではないかと思い記事にまとめることとしました。

今回は第21弾として「シーバスリーガルミズナラ12年」を紹介します。

世界的に人気があるブレンデッドスコッチウイスキーであるシーバスリーガル。

そんなシーバスリーガルの中でも日本人向けにミズナラ樽を用いて造られたのがシーバスリーガルミズナラ12年です。

日本人の繊細な味覚に合わせて造られたシーバスリーガルミズナラ12年をウイスキー初心者である私が飲んでみてどの様に感じたのでしょうか？

シーバスリーガルは初心者でも飲みやすいブレンデッドスコッチウイスキーであり、世界販売本数も上位となっている、人気のあるウイスキーです。

シーバスリーガルのフラッグシップ商品であるシーバスリーガル12年をベースに、名誉マスターブレンダーのコリン・スコット氏が日本人向けに作ったウイスキーがシーバスリーガルミズナラ12年です。

シーバスリーガルミズナラ12年は名前の通り、後熟にミズナラ樽が使用されています。

原酒をブレンド後に日本原産のミズナラ樽で寝かせることにより、白檀などの香木のような甘い香りをまとい、日本人の繊細な味覚に見事にマッチしたウイスキーに仕上がっています。

スコットランドの伝統と和テイストが融合した味わい深いウイスキーです。

3000円弱で販売されていることが多く、近年高騰しているジャパニーズウイスキーと比較すると手に取りやすい価格に抑えられています。

・シーバスリーガル　ミズナラ12年の基本情報

商品名	シーバスリーガル　ミズナラ12年
製造	シーバス・ブラザーズ社
原産地	スコットランド
原材料	モルト、グレーン
アルコール度数	40％
価格	3600円(Amazon) *3000円程度で販売しているお店も多くあります
ウェブサイト	シーバスリーガルミズナラ12年

それでは実際にシーバスリーガルミズナラ12年を飲んでみた感想を公式サイトのテイスティングノートと比較して紹介していきます。

芸術的な日本の伝統文化と日本のウイスキーづくりへの賞賛を込め、12年以上熟成したモルトとグレーンウイスキーを日本原産の希少なミズナラ樽でフィニッシュした原酒をブレンド。

シーバスリーガルミズナラ 12年は、スコットランドから日本への心を込めた贈りものです。

ボトルや箱に記されているロゴデザインは他のラインナップと同様にシーバスリーガルならではのカッコよさがあります✨

また、箱に金色で記されている「ミズナラ」の文字が高級感を出しています。

ストレートで飲んでみた感想を記します。

香り：フルーティーでありながらどこか濃厚な香り。この濃厚さがナッツっぽさなのかもしれません。最初に鼻に届いたフルーティー、ナッツのような香りの奥にキャラメルのようなクリーミーな甘さを感じます。ミズナラ樽由来のどこかノスタルジックな、心穏やかになるような落ち着いた香りもほのかに感じます。
味わい：口当たりは非常になめらか。日本人の繊細な味覚にマッチしている印象。アルコールのピリピリ感はかなり少なめなので初心者には飲みやすい印象。スモーキーさは皆無で、とにかくなめらかな印象。口に含んだ時に感じる甘さは、洋菓子のような甘さというよりも和菓子のような優しい甘さ。香りで感じたほどのフルーティーさはありませんでした。
余韻：口にした時に感じた和菓子のような繊細な優しい甘さが長く続く。複雑な余韻の変化はないものの、シーバスリーガルミズナラ12年ならではの甘さがしっかりと残る印象です。

普段はハイボールで飲むことが多いので、ハイボールで飲んでみた感想も記しておきます。