【ウイスキー初心者の比較レビュー】ボウモア12年:アイラ入門に最適なアイラの女王

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【ウイスキー初心者の比較レビュー】ボウモア12年:アイラ入門に最適なアイラの女王

この記事では、ウイスキー初心者の私がウイスキーの飲み比べをした感想を公式ホームページの紹介やウイスキーの達人たちの評価と比較をしています。

世の中にはウイスキーの達人や公式ホームページの紹介などの情報はたくさんありますが、ウイスキー初心者が飲み比べをした情報はあまり多くありません。

しかし、初心者にとって気になるのは実際に初心者がウイスキーを飲んでみた時にどう感じるのか、この点が非常に大きいと思います。

このような取り組みを記事にまとめることでウイスキー初心者が実際にウイスキーを飲むとどの様に感じるかなどの初心者向けの有益な情報が提供できるのではないかと思い記事にまとめることとしました。

今回は第16弾として「ボウモア12年」を紹介します。

スコッチウイスキーの聖地であるアイラ島で造られるボウモア12年。

アイラモルトは独特なスモーキーフレーバーがあり、クセが強くて試してみるには少し敷居が高く感じられがちです。

そんなアイラモルトの中でも”アイラの女王”と呼ばれ、人気が高い”ボウモア”。

そのボウモアの中でもフラッグシップ商品であるボウモア12年をウイスキー初心者である私が飲んでみてどの様に感じたのでしょうか??

ボウモア12年ってどんなウイスキー??

bowmore.comより

ボウモア12年はスコットランド西岸沖のアイラ島にあるボウモア蒸溜所で造られるシングルモルトウイスキーです。

アイラ島はスコッチウイスキーの聖地とも呼ばれ、アイラ島で造られるウイスキーは”アイラモルト”と呼ばれ親しまれています。

アイラモルトの多くがウイスキーを製造する時に使用されるピートにより独特なスモーキーフレーバーを持っています。

このピートには、アイラ島を囲む海からの潮風がたっぷりと浸み込んでおり、麦芽にアイラモルト特有のスモーキーなフレーバー「ピート香」をもたらしていると言われています。
*ピートとは野草や水生植物などが、炭化した泥炭のこと。ピートの煙で麦芽を乾燥させ、そのいぶした香りが麦芽につくことによって、ウイスキー特有のスモーキーな香りが生まれます。

アイラモルトのなかでもボウモアのピート香は、強い海風によって運ばれてきた海草のヨード香を強く含んでおり、それが海のシングルモルトと呼ばれる独自の個性となっています。

なんと、ボウモアが所有する第一貯蔵庫は海抜0mに位置し、波しぶきが入ってくることもあるらしいです。

”海”と”スモーキー”がボウモアの最たる特徴ですが、個性が強いアイラモルトの中でもバランスよく整った初心者でも飲みやすいウイスキーとなっています。

4000円未満で買えることも多いので、アイラモルト入門編にうってつけのウイスキーだと思います。

ちなみに、”ボウモア”はゲール語で”大きな岩礁”を意味する言葉のようです。

ボウモア12年の基本情報

商品名ボウモア12年
製造ボウモア蒸溜所
原産地スコットランド(アイラ島)
原材料モルト
アルコール度数40%
価格4400円(参考小売価格)
*4000円未満で購入できることが多いです
ボウモア サントリー
スモーキーでフルーティー、そしてハチミツのような甘くエレガントな香りのするウイスキー。麗しくベストバランスなアイラモルトの女王「ボウモア」をご紹介します。

ボウモア12年を飲んでみた感想

それでは実際にボウモア12年を飲んでみた感想を公式ホームページのテイスティングノートと比較して紹介していきます。

ボウモア12年の公式ホームページのテイスティングノートの評価

ドライなスモーキー感とバーボン樽とシェリー樽に由来するフルーティー感が見事に調和。

甘美な味わいと少しビターな余韻を楽しめます。

飲みやすさのなかに、個性的な潮の香りが感じられるボウモアを代表する逸品。

  • 香り:スモーキー・レモン・はちみつ
  • 味わい:スモーキー・ダークチョコレートを想わせるあたたかみのあるコク
  • 余韻長くて繊細

ウイスキー初心者が飲んでみた感想

ボトルデザインはシンプルで大人の男の部屋に置いてあったらとてもお洒落な印象。

書斎や本棚とかとも相性が良さそうです。

ボウモア12年のハイボールが大好きで、普段はハイボールで飲むことが多いのですが、せっかくの機会なのでストレートで飲んでみた感想を記します。

  • 香り:香りからはそこまでスモーキーさは感じられませんでした。最初にハチミツのようなまろやかな甘い香りがきて、その後に酸味を伴うフルーティーな香りが訪れます。スモーキーさは常に背後からうっすらと顔を出している程度な印象。
  • 味わい:口に含んだ時点ではアルコール独特のピリピリ感は非常に少ないです。口当たりは非常に滑らか。口に含んで最初に下に触れた段階で若干の酸味を伴うフルーティーな甘さを感じました。その後に、口の中の暖かさに乗ってスモーキーさが広がります。このスモーキーさはクセがそこまで強くなく、海を感じるような爽やかなスモーキーさ。喉にウイスキーを送る段階でビターさが口に残ります。
  • 余韻:余韻はビターさと爽やかなスモーキーさが長く残ります。ただ、複雑に変化する余韻ではなく、飲んだ後の味わいが口腔内で細く長く揮発していく感じ。

この記事を書くまでストレートで飲むことが多くなかったのですが、ボウモア12年のストレートが美味しいことに感動しました。

せっかくなので普段飲んでいるハイボールについても少し紹介します。

ハイボールにするとフルーティーさや甘さは若干薄まり、ビターさとスモーキーさが前面に出てくる印象を受けます。

ただ、このビターさとスモーキーさが絶妙です。

海を感じさせるスモーキーさが海鮮料理と非常によく合います!!

海鮮系のバーベキューや生牡蠣などと合わせると最高です!!

私はよく生牡蠣と合わせて頂いています✨

ウイスキー初心者へのおすすめ度

今回はボウモア12年を紹介しました。

クセが強いと言われているアイラモルトの中でも比較的試してみやすいウイスキーではないかと思います。

個人的には海鮮料理と合わせたハイボールがおすすめですが、ストレートでも十分に美味しいです。

ウイスキー初心者へのおすすめ度は90点/100点です

特にウイスキーに飲みなれてきて、少しクセが強いウイスキーに挑戦してみたい人におすすめです。

価格も4000円程度で購入可能なので試してみるにはうってつけの一本だと思います。

ボウモア12年にはまってしまったとすると、ウイスキー沼にドンドンはまり込んでいってしまいそうですね…(笑)

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