【ウイスキー初心者の比較レビュー】響 JAPANESE HARMONY ：日本の匠の技

【ウイスキー初心者の比較レビュー】響 JAPANESE HARMONY ：日本の匠の技

この記事では、ウイスキー初心者の私がウイスキーの飲み比べをした感想を公式ホームページの紹介やウイスキーの達人たちの評価と比較をしています。

世の中にはウイスキーの達人や公式ホームページの紹介などの情報はたくさんありますが、ウイスキー初心者が飲み比べをした情報はあまり多くありません。

しかし、初心者にとって気になるのは実際に初心者がウイスキーを飲んでみた時にどう感じるのか、この点が非常に大きいと思います。

このような取り組みを記事にまとめることでウイスキー初心者が実際にウイスキーを飲むとどの様に感じるかなどの初心者向けの有益な情報が提供できるのではないかと思い記事にまとめることとしました。

今回は第10段として「響 JAPANESE HARMONY」について紹介します。

ジャパニーズウイスキーの中でもブレンデッドウイスキーの代表格と言えば間違いなく「響」だと思います。

今回は響のスタンダード商品である響 JAPANESE HARMONYをウイスキー初心者である私が実際に飲んでみた感想を綴っていきます。

サントリーのウイスキーづくりの歴史の中で培ってきた多彩な原酒と匠の技でつくりあげられた響 JAPANESE HARMONYをウイスキー初心者がどの様に感じたのでしょうか？

響 JAPANESE HARMONYってどんなウイスキー？

サントリーウイスキー「響」は、1989年に創業90周年を記念して、「人と自然と響きあう」という企業理念から生まれたプレミアムブレンデッドウイスキーです。

その響のシリーズの中から2015年に新しくラインナップに追加されたのが響 JAPANESE HARMONYです。

「日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー」が響 JAPANESE HARMONYのコンセプトになっています。

このコンセプトのように、響 JAPANESE HARMONYの味わいは響らしい品格を持ちながら、多彩な原酒のハーモニーによる華やかで洗練された飲みやすい味わいが特長となっています。

一言で表現するなら、「日本人の繊細な味覚を表現したウイスキー」です。

ボトルにもこだわっており、24節気を表した24面カットのボトルデザイン、越前和紙ラベルに「響」の文字を墨文字で施し、ジャパニーズウイスキーとしての洗練された世界観が表現されています。

・響JAPANESE HARMONYの基本情報

商品名	響 JAPANESE HARMONY
製造	サントリースピリッツ(株)
原産地	日本
原材料	モルト(山崎蒸溜所原酒、白州蒸溜所原酒)、グレーン(知多蒸溜所原酒)
アルコール度数	43%
価格	5000円(メーカー希望価格) *8000円以上のプレ値となっていることが多いです
ウェブサイト	SUNTORY WHISKY HIBIKI

響 JAPANESE HARMONYを飲んでみた感想

それでは実際に響 JAPANESE HARMONYを飲んでみた感想を公式ホームページのテイスティングノートやウイスキーの達人たちの意見と比較して紹介していきます。

響 JAPANESE HARMONYの公式ホームページのテイスティングノートとウイスキーの達人たちの評価

華やかに広がる、やわらかい味わい。日本のウイスキーならではの美しくバランスのとれたハーモニーが響 JAPANESE HARMONYの特徴です。

多彩な原酒のハーモニーによる華やかで洗練された飲みやすい味わいを実現しています。

• 香り：ローズ、ライチ、ほのかなローズマリー、熟成した樽の香り、白檀
• 味わい：ハチミツの透き通った甘さ、オレンジピールチョコレート、華やかで甘美な味わい、蜂蜜を思わせる優しい甘さ
• 余韻：繊細、やさしく穏やかに続く余韻、ほのかなミズナラ

ウイスキー初心者が飲んでみた感想

ボトルデザインがとてもオシャレでカッコいい。

飲み終わった後もナッツなどのおつまみを入れておきたいです。

このボトルを眺めながら響を飲むのもgood✨

ウイスキー初心者がストレートで飲んでもまったく問題ないくらい飲みやすいです。

• 香り：ほのかに香り優しいあまさ。ズッシリと重たい甘さではなくて、あくまで繊細な甘さです。グラスを手で包むようにして少しだけ温めてあげると甘い香りが心地よく上がってきて、リラックスできる優しい香りです。甘さの後にほのかに果物っぽい少し酸味の利いた香りが上がってきます(これがライチ感？)。
• 味わい：香りと同様に優しく繊細。和を感じる甘さです。これがブレンデッドスコッチとの大きな違いかと。例えるなら、洋菓子と和菓子の違いのような感じです。ノンエイジでありながら口に含んだ時のアルコール感はほぼ感じません。優しい蜂蜜のような甘さが口の中に広がります。香り同様に甘さの後に若干の果実感がある酸味が来ますが、ホントに若干程度。
• 余韻：複雑に変化する余韻ではなく、穏やかで繊細な甘さが口の中にゆっくりと広がっていきます。まさに日本人の繊細な味覚に響くJAPANESE HARMONYだと思いました。

ストレートでゆっくりとボトルを眺めながら味わう飲み方がおすすめですが、ロックも美味しいです。

ロックにしてもアルコール独特の苦さやピリピリ感はさほど強くなりません。

蜂蜜のような繊細なあまさも残るのでgoodです。

ロックにするとで氷が解けることで生まれる味の変化も楽しめます。

ストレートで少し味わった後にロックで楽しんでみても良いと思います。

水割りも美味しいのですが、もともと角がないウイスキーの角がさらに取れてしまって軽やかになりすぎる感じがします。

個人的には加水するにしてもトワイスアップまでがおすすめです。

何はともあれ、日本人の持つ繊細な味覚に見事にマッチする響 JAPANESE HARMONY。

ウイスキー初心者は一度は飲んだ方が良いと思いました✨

ウイスキー初心者へのおすすめ度

今回は響 JAPANESE HARMONYを紹介しました。

日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキーと銘打っているだけあって本当に繊細で美味しく楽しめるウイスキーでした。

個人的にはストレートで飲むならここ最近で一番美味しいウイスキーだと思いました。

ウイスキー初心者へのおすすめ度は90点/100点です。

本当であれば100点満点をつけたいところですが、ジャパニーズウイスキー人気もあって価格が高騰しており手を出しにくくなっています(定価は5000円くらいですが、8000円くらいで販売する店が多い)。

もし仮に定価で見つけたとしたら即購入することをおすすめします。

私ももう一本は欲しいなと思っています。