【ウイスキー初心者の比較レビュー】イチローズモルト＆グレーン　ホワイトラベル：定価で購入しやすい入門ウイスキー

この記事では、ウイスキー初心者の私がウイスキーの飲み比べをした感想を公式ホームページの紹介やウイスキーの達人たちの評価と比較をしています。

世の中にはウイスキーの達人や公式ホームページの紹介などの情報はたくさんありますが、ウイスキー初心者が飲み比べをした情報はあまり多くありません。

しかし、初心者にとって気になるのは実際に初心者がウイスキーを飲んでみた時にどう感じるのか、この点が非常に大きいと思います。

このような取り組みを記事にまとめることでウイスキー初心者が実際にウイスキーを飲むとどの様に感じるかなどの初心者向けの有益な情報が提供できるのではないかと思い記事にまとめることとしました。

今回は第22弾として「イチローズモルトモルト＆グレーンホワイトラベル」を紹介します。

近年国内外問わず、大変人気のある蒸溜所である秩父蒸溜所。

その秩父蒸溜所が手掛けるブレンデッドウイスキーです。

イチローズモルト＆グレーンホワイトラベルをウイスキー初心者である私が飲んでみてどの様に感じたのでしょうか？？

ジャパニーズウイスキーのレビュー

イチローズモルト＆グレーンホワイトラベルは秩父蒸溜所が造るワールドブレンデッドウイスキーです。

2008年に蒸留を開始した秩父蒸留所のモルト原酒をキーモルトにし、９蒸留所のモルト原酒と２蒸留所のグレーンウイスキーをブレンドしています。

バックラベルにはロットナンバーが刻印されており、番号ごとに味の違いがあるそうです。

近年価格が高騰しているジャパニーズウイスキー。

その中でも比較的価格は落ち着いていて、定価付近(定価は3500円)で買える可能性も高いウイスキー。

ワールドブレンデッドウイスキーではありますが、キーモルトに秩父蒸溜所の原酒が使用されているのでイチローズモルトの個性に触れることもできます。

それでは実際にイチローズモルト＆グレーンホワイトラベルを飲んでみた感想をウイスキーの達人たちのコメントと比較して紹介します。

世界的に人気の高いイチローズモルトの入門編としておすすめのウイスキー。

ワールドブレンデッドウイスキーでありながら秩父蒸溜所の原酒がキーモルトとして使われているので、イチローズモルトの個性を味わうことができるコスパの高いウイスキーです。

ノンチルフィルター、ノンカラーリングで造られており、アルコール度数は46%です。

香り：はちみつの様な甘い香りと洋梨と柑橘系フルーツのフレッシュな香り。バニラや華やかなオーキーさを一瞬感じるがすぐに消えてしまう。
味わい：口に含むとドライでスパイシー、イチローズモルト独特の香木系の香りが上がる。ライトボディだがアルコール感は強くない。ピーティーな味わいも楽しめる。全体を通じてはカナディアンを連想するようなグレーン感がメイン。ハイボールにすると不思議と印象が変わり、森林の様な爽やかな香りが立ち上り、軽やかで心地よい。
余韻：はちみつとジンジャーのスパイシーな余韻。余韻はそれほど長くなくスムース切れる。

ボトルデザインはシンプルでお洒落✨

白いラベルに金色のIchirosの文字が映えます！！

飾りすぎない感じが個人的には好印象です。

ストレートで飲んでみた感想を記します。

香り：はちみつのような優しく甘い香り。その奥の方にほんのりとバニラ香。甘さの後に遅れて柑橘系の爽やかな香りが感じられます。かなり抽象的な表現になりますが、香りの甘さからは洋風ではなく和風といった印象を強く受けました。
味わい：口に含んだ時の第一印象は「甘い‼」でした。おそらくグレーン由来だと思いますが、第一印象の甘さが際立ちます。甘さに遅れてスパイシーさとほんのわずかにスモーキー？ピーティー？な感じが訪れます。ビターさは少ないですが、喉に移した後にほんのりとビターさが残りました。若干、ウーロン茶？みたいなお茶系のビターさが感じられましたが、これが香木系というやつなのでしょうか…？アルコール感は少ないです。
余韻：余韻は短く単調。口に含んだ時のはちみつのような優しい甘さと喉に移した後のビターさがささやかに残る感じ。

普段はハイボールで飲むことは多いので、ハイボールの感想も少しだけ。